個展
かたちのみなもと
かたちのみなもと
2017.12.14-12.29
gallery yolcha
gallery yolcha
描くということ、それは風のように世界をうつろいながら至るところにイメージを芽吹かせてゆく、神さまみたいな存在だと思う。世界を充し、赦し、ひらいてゆく無類の光がそこにはある、と信じられる。光が失われない限り、いつまでも絵を描き続けていきたい。
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お越しいただいた方々、展示を気にかけてくださったみなさまに心より感謝を申し上げます。
いまの自分がこんなところで展示をやらせていただいてよいのだろうか…と正直初めはかなり身を硬くしてしまいましたが、お越しいただいた多くの方々から「空間と作品が合ってますね」という声をはじめ沢山の好い反響をいただき、この場所で展示できて良かったなぁとしみじみ思いました。
作品の見せ方については、オーナーのイルボンさんのご提案で成り立った部分も物凄くあって、とても勉強になりました。洞窟みたいな空間で展示ができたのはとても嬉しかったです。(最終日にはその空間で絵を寝転がりながら眺めてくれるひともいました、すごくよかった。)
会期中に行われた演奏会のギター奏者が、偶然にも自分がとても好きな菅間一徳さんだったり、アパートメントの連載をとおしてお越しになった方が何人もいたり、浜松、東京など遠方からこちらまで駆けつけてくれた友人もいたり…在廊中、感謝の気持ちでいっぱいでした。
今年最後の展示をヨルチャで行うことができて、とてもいい年の終わりを迎えることができました。また関西のほうで何かやりたいです。やりますきっと。本当にありがとうございました。