Hayato Kumagai
Hayato Kumagai
個展
この星のもとに
2017.04.19-04.23
gallery CLOSET
今から一年以上前、奥日光の森のなかで鹿のようなかたちをした、美しい一本の枝木と出会いました。 それから数ヶ月のうちに、世界の見え方が大きく変容するような数々の作品(それらはほとんどが手仕事のものでした)と出会い、そのなかに追求したい感覚が、おぼろげながら存在しているように感じました。 星や霧のような、見えないもののおもかげを予感させる存在に、なぜか強く惹かれます。それらをじっと見つめた時に抱く去来感のようなものを、おもに絵を描くことをとおして追いかけてきました。 まだまだ道半ばですが、ご覧いただけるとうれしいです。
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お越しいただいた方々、応援してくださった方々に改めて感謝します。 本当にありがとうございました。 幼馴染から高校・大学の友人、SNSや旅先で偶然出会った方など 自分と縁のある様々な方に多く足を運んでいただき、とても嬉しかったです。
足を運んでくださった方々のことばを振り返ってみると、 あたたかさ、やさしさを感じる方が多い一方、 死や存在の気配、プリミティブな感覚など、従来の自分の作品にはなかったものを感じられる方も少なからずいらしたように思います。 自分でも新たな方向性へ向かって行くことにどのような意味があるのか、闇の中にただよう光を追いかけ続けるような日々でしたが ここへ来れてよかった、ずっと浸っていたかった、動物たちの目を見ていて気持ちが動かされた、山へ帰りたくなった…そのようなことばに出会えて、ああこの道を進んでよかったんだ、という実感を持つことができました。
個展を行うたび、いつも思うのですがいままで出会った人たちが一堂に会する場所のなかにいると、まるで一つの終りとしての走馬灯を見ているような感じがします。 「存在の祭りのなかへ」ということばが最近心に留まっているのですが、個展の場はまさにそのような場所かもしれない、とも思いました。
今年はより山のほうへと向かっていくような気がします。ただ、それが前時代的な感覚への純粋な憧れだけではなく、本当の意味で新しいかどうか、を常に考え続けたいと思います。月並みですが、変化することを恐れずに生きていきたいです。
あらためて、本当にありがとうございました。また個展を必ずどこかでやりたいと思います。