title星祭りの夜
date2018.07
mediumacrylic, pastel on paper
size210×297mm
夜にむけて
人々は花束のように火を灯す
行き交う人々の影はあかるく
幼い子どもはそれを目に焼きつける
星はかつて人だった
と誰かが言う
星祭りがはじまる
✴︎
春夏秋冬、星はたえずめぐりながら、ずっと人のそばにあり続けてきました。
人々がつどい、明かりを灯し、祭りや催しをおこなうのは、星々が夜空に光りかがやくその姿を、そのままなぞる営みでもあったのかもしれません。
ほしの市という言葉から、人と星が共にあるイメージに想像をめぐらせていくうちに、このような絵がうまれました。