鴨江アートセンターにて2017年9月に館内全体で行われたイベント「KAMOEつくるDAYS」にて、「大人のための、夜のコンテンツ」として行われたワークショップです。内容は黒い木板（彫ると白い線が出てくるよう下地塗りがしてある）に「夜」から連想するモチーフをスクラッチで表現する、というものでした。人数はおよそ10人程度が参加。対象年齢が高校生以上ということもあり、大人だけで行われるワークショップとなりました。

参加者全員、絵の経験を問わず非常に良い線を描いていて、ファシリテーターである自分がまず何よりも刺激を受けました。お互いを見ながら発展させるひと、黙々とみずからの線を深めるひと、脱線するひと。なにかをこちらから一方的に教える場ではなく、全員で学び、広げていくような空間となったように思います。