2019年2月下旬、浜松市鴨江アートセンターにて
開催した、個展「存在の祭りのなかへ」。
この展示にむけて、絵描きは高さ3m以上に達する巨大な絵を描き、
最上階の3階にある、館内でもっとも大きな部屋に展示しました。
2019年3月2日。
この絵を祭りの軸に見立て、ひとつの催しを行いました。
名を「この星で描く」と称し、絵描きや詩人、ピアニストなど
ゆかりのある様々な方たちをお呼びして、
観客も交えた一日限りの即興制作をしました。
みんなで同じ紙のうえに絵を描き、そこから場が生まれていくこと。
自分にとっては、まさに夢のような時間となりました。
あれから随分と月日が経ってしまいましたが、
当日の写真たちをもとに、ふとした時に見返せるよう
ここに祝祭のあしあとを残しておきたいと思います。
この日即興の制作に力を添えてくださったみなさまに、心より感謝します。
足を運ばずとも、遠くから応援してくださったたくさんの方々にも。
本当にありがとうございました。
またいつか、こんなことをやってみたいです。
2019.12 熊谷隼人