ELEPHAS
装画
PHILOSOPHIAが刊行するインディペンデントマガジン「ELEPHAS」、その創刊号の表紙絵を描かせていただきました。
「美しいを哲学する」をテーマに先月より活動を開始したPHILOSOPHIA。その発起人である稲数麻子さんの情熱に促されて、自分もまた新たな一歩を刻むようにして、このお仕事に臨ませていただきました。
創刊号のテーマは「生命の星」。現代において、人間は自然と対比されることが多くあたかも自然の美しさには敵わない存在とされがちですが、元来人間もまた自然の一部であり地球の一員であり、地上に生きるものとしてすべてみな美しいのだという稲数さんの思いに、自分もまた深く共鳴し、描くことで応えたいと思いました。
実際に仕上がった冊子も携わらせていただけたことが心からうれしくなる、素晴らしい仕上がりでした。個人の想いや熱というものがこのようにして伝わっていくのかと思うと、こみ上げてくるものを感じました。
ここから何か大きな物事が始まっていくであろう、その胎動と予感に満ちあふれた冊子です。ひとりでも多くの方の目に、手に届いていくことを希っています。
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ELEPHAS # 1 生命の星
B5 / オールカラー / 82ページ / 2600円 + 税
オンラインストア
https://www.philosophiaa.com/items/57728524
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“「美しい」という言葉は、視覚だけではないあらゆる全てを包括しているような言葉。「美しいとは何か」という問いに対する答えは人それぞれで正解がなく、定義のない曖昧なもの。一生をかけて追求するに値する概念だ。そんな果てしのない考え事を、私はより多くの人と楽しみたい。そんな想いでELEPHASを創刊した。”
(創刊の想い-編集後記より)