Something to remember you by
 

Something to remember you by あなたを憶えている誰か

はじめに
 01 | 木々を巡る旅
 02 | 描くことは無類の光
 03 | 捨てられない絵葉書
 04 | 吊るされた家
 05 | やさしい夜のために
 06 | 人は矛盾を愛せない
 07 | 死なないものは生きていない
 08 | 風景
 09 | 存在の祭りのなかへ
 みとさんの紹介文
 おわりに
something to remember you by
はじめに

2017年の秋、アパートメントというwebマガジンで全9回の連載を書きました。

当時26歳だった自分が、それまでの人生のうちに駆け巡った幾つものかけがえない出来事を、半ばいのちを削るようにして綴ったあのことばたち(とくに最終回「存在の祭りのなかへ」)は、今でも「二度とあのようなものは書けない」と思うほどまばゆく、切実な光を放っていました。

文章は現在もアパートメントに残されていますが、連載終了から約4年が経ち、その間にアパートメントにも様々な変化(サイトのリニューアル、管理人の脱退等)がありました。そのことを受けて、自分の手元にも記事を残しておきたいと考えたのが、このページを作るに至ったきっかけです。

ここに残した文章が、誰かの魂を照らし、生きていくうえでの小さな光となってくれたら、こんなにうれしいことはありません。

2022.01.11 kuma